・初導入 4軸低床幌車について

2024年問題

令和6年4月から自動車運転者について時間外労働年960時間の上限規制が始まります。

また、将来的には時間外労働の上限規制が一般職と同じ年720時間になる方向とのことで

私たちが現在、問題となっている大型車平ボディーのシート掛け作業の肉体への負担・時間

ロスが付きものでしたが大型平ボディーから幌車へ変更することで、作業効率がUPし肉体へ

の疲労が軽減しシート掛けの時間短縮となりました。

しかし、使用している大型幌車では途中まで前開きと途中まで後方側へ幌が移動するしかできず、

天井クレーンでの荷下ろしの際、定尺は降ろせたが、長尺が不可能でした。

肉体負担と時間の短縮は改善されたが、運べない荷物が出てきてしまう事から改善を行い、

令和5年4月10日ついに、大型四軸低床幌車の完全後方開きの車両が完成。

幌シートの開放の流れ


           幌シ-トの開放


          全体(後方側)


           積み掛み風景

この車両は以前はウィング車で活躍していたトラックです。

途中までしか開かなかった幌が、荷台ボディーを越えて幌が移動し格納が出来ます。

天井クレーンでの荷下ろしが長尺9,000㎜まで可能。また、リフト降ろしも可能とした。

肉体負担軽減・時間短縮、転落リスク軽減・雨濡れからの品質保持が得られ

労働環境の改善が出来ました。